イベント12th with ワンダー。

かつて、これほど青まみれな場がCoJあっただろうか。

使用率トップ10禁止によって、4大ドロー珍獣、すなわち
《デビルウィンナー》《ハッパロイド》《ブロックナイト》《カパエル》禁止。
さらに赤は《蠅魔王ベルゼブブ》が封印。
黄色は《戦神・毘沙門》《白夜刀のカンナ》《ジャンプー》と主要カードが軒並み禁止。
(と言うか逆にどんだけ黄色は使うカード偏ってるんだよ・・・)

しかし青は全くの被害無し。
そして賞品カードが3種類中2種類が青。しかもそれなりに強そう。

結果的に(?)青デッキが大量発生する中、自分もそれに乗っかってみました。
《謀略の祝杯》を喰らうとか初めてです。

同時にPR禁止と言う場でいける所まで1つのデッキを突き詰めているところです。

さて、今回のデッキ紹介は、まさに青単ハンデス。
以前紹介した青赤の《迷子》を採用したものよりも過激に《ポイズンディナー》を採用。
青の真骨頂の1つである手札破壊を強く押し出したデッキを構築していきます。

◆絶対に3枚入れる主役カード

《ヒュプノス》《ポイズンディナー》
主役中の主役。
手札破壊からカードを回収して、アドバンテージに差をつけます。
この《ヒュプノス》の能力をどれだけ早く多く発動できるかが、このデッキの、特にミラーの勝敗に繋がります。

《見習いシーフ》《ミイラくん》《タナトス》
その他の手札を捨てさせるカード達です。
《迷子》を入れると相手の手札が減りすぎて逆に手札に余りがちになるので、1枚程度になると思います。

《暗黒街の武器商人》
ターン終了時に発動するのが最大のポイント。
手札をトリガーゾーンに逃がしてから《ポイズンディナー》を起動できます。
またCPが増えるのも《冥土の献上品》や《恨みの眼差し》と相性バツグン。
なお、PRを使える環境ならば《忘れられた地下書庫》がこの枠に収まります。

《バンシー》《ロキ》《冥王ハデス》
ROCK YOU!!!
青の戦力と除去を担う必須カードです。

《大魔道士リーナ》
SRと入手困難ですが、狙った相手を仕留める強力な除去。
さらに戦力としても無視できない汎用パワーカードです。

◆調整して入れる準主役カード

《封札の死壊石》
相手のレベルを調整し《冥王ハデス》をサポート。
序盤に引くと墓地回収が出来ないので2枚にする選択も。

《マミーちゃん》《恨みの眼差し》
「手札が減った相手からリターンを稼ぐ」ためのカードです。
相手の手札が2枚なら《マミーちゃん》はコスト2とは思えないパフォーマンスを発揮し、
インターセプトの《恨みの眼差し》のは追加の《冥王ハデス》として機能します。
手札を減らすまでは戦力外なので、入れすぎ注意。

《海鳴の精ウンディーネ》
ミラーが多い環境なら。

《英雄の剣》《勇猛なる決起》
戦闘が苦手な青にとって、少量あると便利な戦闘補助。
自分は剣が好みですが、無い場合は決起もあり。

《角端》
SRの《大魔道士リーナ》が足りない場合に。

《何でも屋の陳列台》《蒼海の魔導書》《青龍》
「狙ったカードが引けない・・・」と感じたら、ユニットを減らしてこの辺を入れましょう。

◆サンプルレシピ

「黒に染まるメガハンデス」

ユニット28
3 ミイラくん
3 バンシー
3 ヒュプノス
2 マミーちゃん
3 見習いシーフ
3 タナトス
3 ロキ
2 海鳴の精ウンディーネ
3 大魔道士リーナ

進化3
3 冥王ハデス

トリガー3
3 暗黒街の武器商人

インターセプト9
3 ポイズンディナー
2 封札の死壊石
2 恨みの眼差し
2 英雄の剣

このレシピから《大魔道士リーナ》を抜いて《角端》を入れると、
SRが《冥王ハデス》のみ、それ以外の必須級も大半がR以下となり、かなり入手しやすいレシピになります。
例によって調整途中なので、参考にしつつも自分で強化していってください。

◆デッキの動かし方

最初のマリガンの段階で、出来る限り《ヒュプノス》を確保。
意識して《ヒュプノス》+《ポイズンディナー》(各種手札破壊)のコンボを決めてカードの枚数に差を付けていきます。
同時並行で相手のレベルを調整して《冥王ハデス》《恨みの眼差し》を決める準備を。

◆オススメJOKER

《ライズアンドシャイン》《ディスペアーレイド》《デリートレイド》《インペリアルクルセイド》
デッキの性質上、除去が追いつかなくなったり、相手の特定のカードを確実に破壊しきれない。
そのときにJOKERが必要です。

◆こんな人にオススメ

・課金はしてるけど、SRやPRまで揃えるのは辛い
必須パーツの大半がR以下で、SRも最悪ハデスだけで形になります。
初心者なら、余ったカードなどをもらう機会もあり、それだけでかなり揃うことも。

・とにかく珍獣デッキをシバきたい
珍獣デッキはオーバークロックのために、手札にカードを溜め込む性質があります。
オーバーライド途中の《バク・ダルマン》《サン・エレファント》《KP》を1枚でも捨てさせたら一気に機能停止目前。
なので手札破壊はかなり珍獣デッキに対して有利がつきます。

・MTGで黒に染まっていた
手札破壊、クリーチャー破壊、相手のやりたい事をさせず一方的に嬲り殺す。
まさに黒コントロールの真髄を再現しましょう。


今回はこの辺で。
《絶対零度》《ロストボーイパレード》も面白そうなので、大会後に入手したら使ってみたいですね。

BGM
Rock into the Future/1200 Micrograms 
https://www.youtube.com/watch?v=2vVEyTRvmkI

ギターを絡めたアグレッシブなサイケデリックトランスだ。

コメント

風見
2015年5月29日13:44

ハンデス重視で回収までみるなら剣を1枚闇取引でもいいかも。
あと先攻ブッパの赤やタッチ蠅に更地にされないように
<信玄>1刺しでバンシーから探すか、三日天下で序盤を耐えるのもおすすめでしすよ。7000の置物のヒュプノスはクッソ固いうえにバウンス位しかきかないですし。

シグマ@dj-SIGMA
2015年6月1日20:34

>風見さん
自分がデッキ記事書くときは基本的に「初心者・ライトユーザー向け攻略」というコンセプトで、低予算レシピや汎用性重視の土台となるレシピを書くように心がけています。

ある程度刺さる相手が絞られるので、魔法石が使える環境なら信玄や三日天下も欲しいところですね。一時は青単に《ドリアード》をタッチしているリプレイもよく見ました。

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