ちょっと前の去年の話ですが、やっぱり話題なので自分も見てきました。
巷のニュースや日記を見ていると、かなり賛否両論っぽい。

良かったという人もいれば駄作だという人もいる。


おおざっぱな流れを解説すると、新たに「ファースト・オーダー(First Order)」という帝国もどきが出現。
そして再びデススターもどきを開発。
カイロ・レンというダース・ベイダーそっくりの人物や、その師匠兼ファースト・オーダーのボスも暗躍。

一方前作までの主人公であるルーク・スカイウォーカーは、エピソード6の後ジェダイを建て直そうとして失敗。
失意のうちに姿を消しているらしい。

そのルークの居場所を示す地図を巡り、ファースト・オーダーとレジスタンスの戦いが物語の軸だ。


全体的にエピソード4を意識した雰囲気でありながら似て非なる雰囲気を味わおう。

個人的な印象としては、これまでよりも群像劇的な雰囲気がちょっと感じられた。

例えば、フィンという人物。
彼は幼い時にファースト・オーダーに誘拐されてから兵士として育てられる。
しかし任務の中で生まれ故郷を襲撃しなければならなくなり、兵士としての自身に耐え切れず離反。
レジスタンス側の捕虜を助けて脱走する。
そのままこのエピソードにおいて、徐々に狂言回し的な存在になっていく。

「ルーク」や「アナキン」の物語という側面が強かったエピソード1~6。
しかし現実は一人ひとりの人物に過去と人生、物語があり、色々な人の行動が絡み合って「結果」が生まれる。
そんな視点でセリフなどの一つ一つをよく飲み込みながら観てあげたいと思う。










◆以下ネタバレ◆




















・・・とは言え、あまりにエピソード4をトレースし過ぎじゃないかとは正直思う。

とにかく似たような場面が多すぎ。
主人公が砂漠の中から機密を抱えたドロイドを拾ったり。
デススターが出てきたり、ぶっぱなしたり、最後はなんか弱点を撃たれたり。
オビ=ワンよろしく先代の人物が一人死んだり。
なんか色々。

過去の作品を知ってると似たような作りに見えるし、単体で完結しないから過去作知らないと妙にわかり辛い。
ぶっちゃけ第一印象が、「キン肉マン2世」や「リングにかけろ2」をアメリカ人がやるとこうなるんだ、という感じ。

「この後こうなるんだろうなあ」となんとなく思ったのがほぼ当たって話の流れが予測出来過ぎでした。


まあ今回はあくまで導入なので、今後どういう物語を見せつけてくれるのか、エピソード8以降に期待ですね。

コメント

風見
2016年1月4日17:11

アナキンの僕はカスです、あんまり探さないでください、でも地図を置いていきますって行動がなんやねん!って感じですね。
全体的に次回作への導入感があり過ぎて物語って感じは低かったとは思います。
フィンも俺は兵士はしたくない→ストライク!ひゃっはー
って二重人格なのかと思う反応なのもアレやね。

でもまあ次回作は期待したい感じは同意です。

シグマ@dj-SIGMA
2016年1月5日0:25

>アナキン 
多分ルーク?しかしそこがどうも不可解ですね。間のエピソードがゲームやら何やらで出てきて謎が解けるかもしれません。

>フィン
個人的には一番共感できたりします。脱走した後吹っ切れた感じでお調子者だったりビビったりと感情豊かな感じ。SWらしいヒーローというより普通の人代表という良キャラに見えますた。
『トリコ』の小松とか『ダイの大冒険』のポップみたいな感じでしょうか。

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