【プチ考察】《往時の主教》とは・・・?
プレビューが続々行われている新カード。
このカードは、マナコスト3以下のクリーチャーを唱えるたびに、調査を行う。すなわち、サイクリングと同様のコストでドロー出来る「手掛かり」アーティファクトトークンを得る、というもの。小型クリーチャーによるドロー誘発は、かつての《弱者の師》に近い感じです。

決まれば強力ですが、マナを食うので、低コストのクリーチャー中心のデッキに入れるには重い気もします。


それよりもこの《往時の主教/Bygone Bishop》とは、どういう意味なのか・・・
Bishopと「主教」で、宗教上の位、役職という位置づけなのは間違いない。

では「往時」とは。
変換してるうちに分かった。単純に「昔」という意味だった。
bygoneも、調べると「過去の」「過去の事」だとか。

つまりクリーチャータイプからして、かつてはアヴァシン教会でそれなりの地位にいた「元・主教」が、何らかの要因で死亡してスピリットになっているのです。
おそらくは、「アヴァシンの帰還」から「イニストラードを覆う影」の間に。

そして、軽量クリーチャーが出てくると「手掛かり」を残す。そして白のスピリットは大抵の場合、人間や天使の味方です。
主に同色のウィニーで入ってくるであろう人間たちのために、必死で何かを残して訴えかけようとしているのでは・・・?そんな気がします。


以上、能力からフレーバーを推測してみました。

ここ最近のタルキール・ブロックや戦乱のゼンディカー・ブロックは主人公クラスのPWや伝説のクリーチャーの活躍がUncharted Realmsの中心でしたが、かつてのイニストラードブロックやそれ以前は、次元に住む名もなき人々の息遣いや暮らしぶりが大きくクローズアップされていました。(メインストーリーを書籍でやっていたのが大きいでしょうが)

一つ一つのカードに世界観やストーリーが込められてることは多く、それを妄想するというのも、この時期の楽しみだなあと思います。


BGM:Fary Tale Transparently(Melty Bloodシリーズより)
https://www.youtube.com/watch?v=5h5HpXEU3v4
夜がもたらす静けさと怖さが、月姫シリーズには溢れています。(月姫自体はマンガとアニメでしか知りませんが)
この曲は確か、ボス戦として白レンと戦う時の曲だったかと。

コメント

listener
2016年3月8日23:16

すげぇ!公式も真っ青の解説です。
英語版の方の名前を知らなかったもので
全然意味がわかってませんでしたが、なるほどそういうことでしたか。
ありがとうございます。

シグマ@dj-SIGMA
2016年3月9日0:32

翻訳サイトで確認したらあっさり分かりました。「往年の~」とかに近いイメージだと思います。MTGのカード名は訳語が多く、結構慣れない日本語も多いですね。

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