【SOI】死の宿敵、ソリン・・・とは?【プチ考察】
またも妙な日本語名。

能力は6マナPWとして返り咲けるか・・・テーロス期のエルズペスや、最新のチャンドラ、さらには8マナのウギンが活躍しているので、ワンチャンあると思います。

+でドローしつつ相手の体力を削る。忠誠度を上げつつドローと打点を同時にやるのは今までありそうで無かったカードパワー。

そして次。
-Xでクリーチャーかプレインズウォーカーからドレイン。
滅多に見られないプレインズウォーカーを殺すプレインズウォーカーです。

奥義はまあ1/1トークンが山のように出るというものですが、突破できないことも多いと思うのでオマケに近いでしょう。

PWが強い環境ですので、相手のPWの返しにPWをぶっ殺して居座れたら最高ですね。問題は、《包囲サイ》やアナフェンザが退場してから白黒(または白黒を含む3色)というデッキが成立するのかですね。


それより、死の宿敵・・・とこれだけではわかり辛い日本語の名前。
例によって、英語のGrim Nemesisという肩書を単語ごとに辞書で引いてみましょう↓
http://ejje.weblio.jp/
(結果)
grim・・・いかめしい、厳格な、怖い、恐ろしい、冷酷な、残忍な、ぞっとするような、不愉快な、いやな、厳然たる

nemesis・・・ネメシス(ギリシア神話における因果応報と復讐の女神)、天罰、天罰を加える人、強い相手


grimは形容詞として、《無惨な収穫》のように普通に恐ろしさや死を象徴するだけでなく、「厳格な」「厳然たる」というようにある種の超越的な存在への畏怖にも使われるっぽい。nemesisは「強い相手」「勝てない相手」という意味もあるのでそれが宿敵というテンプレになったのでしょうけど、フレーバー的には「天罰」のほうがしっくり来そうです。

イニストラードの君主であり、あのリリアナ様ですら手出し出来ないほどの存在であるソリン。次元の秩序と存続のために「慈悲は無い」と言わんばかりに天罰=Nemesisを叩きつける、神のごとき姿への恐怖や畏怖がGrimという形容詞に込められていると考えて間違いないでしょう。

『無情な天罰、ソリン』とか『厳かなる執行者、ソリン』ぐらいの意味だと思っておけば多分フレーバーにも合ってると思います。


BGM:Plucking Tulips(鉄拳タッグトーナメント2より)
https://www.youtube.com/watch?v=MYiuv7SziJc
どう考えても格ゲーの曲とは思えない、シンプルかつ綺麗な直球トランス。

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