何とか終わりまでたどり着きました。
ノーマルエンドを見てこれは何かやらかしたなとタイガー道場を巡ってヒントを見つけ、すぐにトゥルーエンドも見ました。
これで現状見ていないのはUnlimited Blade Worksルートのノーマルエンドのみに。
さて最後のルートは、今までの熱い展開を前提にしつつも根本的にひっくり返していました。
自分を捨て、万人を救う事を目指す正義の味方。士郎がずっと憧れ目指し、UBWルートで再確認した生き様を、HFルートの士郎は捨ててしまう。
そして桜だけの正義の味方になる。他の誰が見捨てても、桜自身が世界に害を為す存在になり果てても、たった一人の大好きな女の子の味方であり続けるのです。
このルート、とにかく暗い。
物語にが進むにつれ、桜が徐々に怪物に変わって行く。支えようとする士郎自身もだんだん壊れていき、記憶障害になったり体がおかしくなっていく様子が、ビジュアルノベルという媒体を存分に活かして生々しく描かれます。
個人的に極めつけは、ラスト手前のセイバーオルタ戦。ここはダントツで涙出そうになった。一人の大切な人を守ると決めて、そのために別の大切な元相棒を自ら(それもプレイヤーの選択肢で)手にかける。さらに投影の反動で記憶が失われていくのに任せてセイバーの記憶を自ら捨てる描写も。他のルートではヒロイン、そうでなくても深い絆結ばれていた相手がこんな結末を迎えるのは流石にこたえました。
読めば読むほど鬱が加速して読み進めるのが怖くなる、それでいて先が気になって止まらなくなる。相反する感覚。ほんとこれどうするんだ、どうなるんだどうやってまとめるんだ、という深い絶望感。
正直暗い描写が苦手な人には耐えられないものでしょう。前にこのDiaryNoteでもUBWが一番好きだというコメントがあったのも納得です。
それでも、「じゃあ3つのルートでどれが一番良かったか?」と聞かれたら間違いなくHeaven’s Feelを選ぶと思います。
暗い描写が続いて自分自身心が折れかけていたからこそ、最後に士郎が桜を救った投影は「なるほど!」感が強かった。
「この世全ての悪」アンリマユに、世の中と相容れなかった自分を重ね合わせる言峰の行動。士郎が抱えていた正義の在り方を問うFate全体のテーマに対する「全体としての正義を捨て大切な一人のために戦う」という1つの回答。罪を背負い、切り捨てたものに代わる幸せを見つけ出すという強い決意。
自分の根っこで、「個人の幸福を切り捨てる全体主義的な思想」に対して強い不信感があるから、こちらの方に共感できる部分の方が多かったですね。
さて、これからどうしよう。
とありあえずamazon Primeに入ってるから、残ったエンドとタイガースタンプを回収しつつFate Zeroでも見てみようかと思っています。
あと、後日談的なファンディスクなるものがあるらしいので、直接買ったり手に入れるのは難しいけどYoutubeとかで見れるかな?
そんなところです。この歳になって型月ファンになるかもしれません。
ノーマルエンドを見てこれは何かやらかしたなとタイガー道場を巡ってヒントを見つけ、すぐにトゥルーエンドも見ました。
これで現状見ていないのはUnlimited Blade Worksルートのノーマルエンドのみに。
さて最後のルートは、今までの熱い展開を前提にしつつも根本的にひっくり返していました。
自分を捨て、万人を救う事を目指す正義の味方。士郎がずっと憧れ目指し、UBWルートで再確認した生き様を、HFルートの士郎は捨ててしまう。
そして桜だけの正義の味方になる。他の誰が見捨てても、桜自身が世界に害を為す存在になり果てても、たった一人の大好きな女の子の味方であり続けるのです。
このルート、とにかく暗い。
物語にが進むにつれ、桜が徐々に怪物に変わって行く。支えようとする士郎自身もだんだん壊れていき、記憶障害になったり体がおかしくなっていく様子が、ビジュアルノベルという媒体を存分に活かして生々しく描かれます。
個人的に極めつけは、ラスト手前のセイバーオルタ戦。ここはダントツで涙出そうになった。一人の大切な人を守ると決めて、そのために別の大切な元相棒を自ら(それもプレイヤーの選択肢で)手にかける。さらに投影の反動で記憶が失われていくのに任せてセイバーの記憶を自ら捨てる描写も。他のルートではヒロイン、そうでなくても深い絆結ばれていた相手がこんな結末を迎えるのは流石にこたえました。
読めば読むほど鬱が加速して読み進めるのが怖くなる、それでいて先が気になって止まらなくなる。相反する感覚。ほんとこれどうするんだ、どうなるんだどうやってまとめるんだ、という深い絶望感。
正直暗い描写が苦手な人には耐えられないものでしょう。前にこのDiaryNoteでもUBWが一番好きだというコメントがあったのも納得です。
それでも、「じゃあ3つのルートでどれが一番良かったか?」と聞かれたら間違いなくHeaven’s Feelを選ぶと思います。
暗い描写が続いて自分自身心が折れかけていたからこそ、最後に士郎が桜を救った投影は「なるほど!」感が強かった。
「この世全ての悪」アンリマユに、世の中と相容れなかった自分を重ね合わせる言峰の行動。士郎が抱えていた正義の在り方を問うFate全体のテーマに対する「全体としての正義を捨て大切な一人のために戦う」という1つの回答。罪を背負い、切り捨てたものに代わる幸せを見つけ出すという強い決意。
自分の根っこで、「個人の幸福を切り捨てる全体主義的な思想」に対して強い不信感があるから、こちらの方に共感できる部分の方が多かったですね。
さて、これからどうしよう。
とありあえずamazon Primeに入ってるから、残ったエンドとタイガースタンプを回収しつつFate Zeroでも見てみようかと思っています。
あと、後日談的なファンディスクなるものがあるらしいので、直接買ったり手に入れるのは難しいけどYoutubeとかで見れるかな?
そんなところです。この歳になって型月ファンになるかもしれません。
コメント
Fate10周年記念で出たStay night+Hollow Ataraxiaセットは今のOSでも動くし、何より付属の設定資料集+画集が質量共に素晴らしいんですが、如何せん値段がおぞましいのが…。熱心なファンなら買って損はないと思います。
自分自身まだライトユーザーの域は出てないのと、PC版が意外に高くゲームとしてはVita買わないといけないのが難しい所です。
>Hotmilkさん
ライブラリーアウトですか?(すっとぼけ)
>ハリーさん
とりあえずYoutubeで探して見てみます。