はい、皆さんの代わりにこのニートが人身御供になって来ましたので、感想とか評価みたいなのを書いてみようと思います。


極めてgdgd感の多かった8までに比べて、エピソード9は最初からクライマックスという感じでガンガン飛ばしてきます。

特に冒頭でおなじみの説明文が一番驚きました。
エピソード8の段階で「レイたち反乱軍」VS「カイロ・レン率いるファースト・オーダー」という構図が確定してたところに、最初の文でとある第三者が現れ銀河系に向けて宣戦布告。やりたい放題に引っかき回します。

希望から絶望、絶望から希望へと振れ幅を大きくしながら脳をガンガン揺さぶっていく中でこれまでの「なんじゃそりゃ?」な所もそれなりに回答。

結局スノークとは何だったのか?
なぜレイア将軍は撃墜されても宇宙空間で生存できたのか?
うやむやにしたけどレイの正体は何なのか?

この辺の謎を、確かに言われてみればありそうな形で提示しています。

もう一つの見どころとして、主人公レイが作中で一貫して悩み続けている「自分は何者なのか?」という問いがあります。それを象徴する場面として、小さな子供と話す場面が。

雑にまとめると、

「あなたのお名前は?」

「私はレイ」

ファミリーネームも教えて」

レイは答えることが出来ず、"I’m just Ray.(ただのレイよ)"としか言えなかった・・・

しかし最後には答えを得る。その晴れやかな姿には「生まれ持った血筋なんか関係ない。君がどうありたいかは君が選んでよいのだ。」というテーマが感じられる。

ついでにそんなテーマを抱えているからこそ、男にもフェミにも媚びない強くて自立した、共感できるカッコいいヒロイン像が出てきて、このエピソードに限れば全体を引き締めてくれてるように感じるのです。


一方でレイとカイロ・レンの「繋がり」の力で次々なんでもありな能力が飛び出したり、「実はああだった、こうだった」もガンガン叩き付けられて来るので過去のファンにとっては相変わらず違和感がありそう。

しかし個人的にはストーリーをやる以上これくらい普通な範囲に収まっていると思う。全体的に見てて面白かったし終わってみれば結構いい感じでした。

少なくとも、

・ただただエピソード4をなぞっただけの超懐古主義エピソード7。
・「ファースト・オーダーからの撤退戦」という限られた変化の無い状況不自然すぎる新設定や描写とショッキングなルークの豹変を詰め込んだエピソード8。

この2つよりは何十倍も好ましい内容だし、興行収入も評価も桁違いに高い結果が出ると確信しています。

前の2作品があまりにも酷かったので求める基準が低くなってたのかもしれない。自分が最初に見たスターウォーズはエピソード1で、4~6の知識や思い出補正がほとんど無いのもありそう。

けれど、安心して見れるものにはなっていると思います。

・総評

あるツイートで、「The・無難!!」と言うのを見たけど、それが一番俺の感想にも近いかも。

コメント

M中
2019年12月20日21:47

>第三者
 どうせパルパティーンだろ…(未視聴並感

Hotmilk
2019年12月21日6:02

ニートの定義は34歳までなんですが、セーフですか?

シグマ@dj-SIGMA
2019年12月21日18:54

>どうせ
まあ伏せる必要なかったかもしれませんね、あらすじで流れると思うし

>ニートの定義
ギリセーフです

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