【感想・評価】オクトパストラベラー
【感想・評価】オクトパストラベラー
【感想・評価】オクトパストラベラー
「地に足のついた世界観」をコンセプトに、8人の主人公の独立したストーリーを追いかけるRPG。

モンハンと並んで6月がほぼ吹っ飛ぶくらいハマってしまった。あと一歩で裏ボスを倒せるという所まで来たのでまとめ。


(良かった所)
1.オンリーワンなグラフィック
伝統的なドット絵に現代CGのエフェクトやレイヤー処理を組み合わせることで、ほぼFF6のグラフィックの上から雪が降ったり日が照ったり、川や海の水がやたらリアルに波打ってたりする。動画でも何でもいいからとにかく見ろ!

2.徹底して個人を描くストーリー
この世界に勇者は存在しない。生きる意味を失った亡国の騎士、復讐に生きるエロい踊子、依頼を受けてお宝を狙う孤高の盗賊など、一人の人間が別の誰かと触れ合い争う物語が8つ用意されている。

世界を好き勝手に旅しながら、8人の主人公それぞれに用意された起承転結を、ある程度好きな順番で攻略できるのだ。サブクエストもほっこり癒される短編ばかり。

さらに町の人たちにも所持品(盗んだり買い取ったり出来る)や膨大な背景が設定されている。ただの町の老婆が実は元盗賊だった!という裏話がさほど攻略に意味も無いのにポンポン飛び出す。誰にでもその人の物語があるのだ。

(ダメな所)
1.仲間が黒子状態。
例えば盗賊テリオンのストーリーで「貴族の屋敷に変装してから潜入して捕まる」みたいな話がある。この時は盗賊しか変装しないし捕まらない。仲間がいても、まるで存在しないかのようにイベントが進んでいく。気になる人は違和感を感じるだろう。

2.道具や魔法の名前が残念すぎる
せっかくストーリーや世界観、キャラクターや町の人たちを魅力的に仕上げたのに、回復アイテムの名前が「HP回復のブドウ(大)」だったり、魔法の名前が「大回復魔法」「火炎魔法」とかで適当に付けたゲームの記号になってしまい、没入感が損なわれている

どんな人に合う?

MTGのフレーバーテキストや背景記事を読み込むようなヴォーソスは絶対ハマる。保証する。


あとは、ゲーム的なものはゲームだと割り切れるなら、悪い部分を無視してストーリーや攻略を楽しむことが出来るはず。

コメント

マサムネ
2020年7月1日23:42

大航海時代2の個別シナリオみたいですね。 (全くシナリオ上交わらないキャラもいれば、敵対勢力でかち合うのもいる) 

シグマ@dj-SIGMA
2020年7月3日8:55

シナリオの主人公が基本的にパーティで組むので、敵対することは無かったですね。ただ、シナリオを完走すると裏で繋がりが分かってくるようになってます。

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